カリキュラム

北洋大学4年間の学び

語学科目のレベル別クラス分け

  • CEFRの「A1~C2」は、本学では到達目標を表す。
  • 授業はA段階(A1, A2)、B段階(B1, B2)、C段階(C1, C2) の3段階。
  • 学生は、自分の受講段階とその1つ下の段階を受講できる。
  • 各段階、各言語で指定する条件をクリアすれば、次の段階に上がる。
  • 英語

    【A1】
    • Intensive Reading Ⅰ
    • ntensive Reading Ⅱ
    • Extensive Reading Ⅰ
    • Extensive Reading Ⅱ
    【A2】
    • Intensive Reading Ⅲ
    • Intensive Reading Ⅳ
    • Extensive Reading Ⅲ
    • Extensive Reading Ⅳ
    • Writing Ⅰ〈A段階〉
    • Writing Ⅱ〈A段階〉
    • Intensive Online
    • English Practice
    【B1】
    • Advanced Reading Ⅰ
    • Listening and Pronunciation
    • Writing Ⅰ〈B段階〉
    • Business English Ⅰ
    • Japanese Culture
    • Discussion and Debate
    【B2】
    • Advanced ReadingⅡ
    • English Phonology
    • WritingⅡ(B段階)
    • Business EnglishⅡ
    • English for Tourism
    • Literature
    【C1】
    • Advanced Writing
    • Public Speaking
  • 中国語

    【A1】
    • 中国語発音
    • 中国語入門
    【A2】
    • 視聴覚中国語Ⅰ
    • インテンシブ中国語Ⅰ
    • 中国語 コミュニケーションⅠ
    【B1】
    • 視聴覚中国語Ⅱ
    • インテンシブ中国語Ⅱ
    • 中日翻訳Ⅰ
    • 中国語文法・作文
    • 中国語コミュニケーションⅡ
    • 中日翻訳Ⅱ
    【B2】
    • インテンシブ中国語Ⅲ
    • 中日翻訳Ⅲ
    • インテンシブ中国語Ⅳ
    • ビジネス中国語
    【C1】
    • 上級中国語
    • 中国文学
  • 日本語

    【B1相当】
    • 日本語文法Ⅰ
    • 日本語コミュニケーションⅡ
    • 日本語コミュニケーションⅣ
    • 日本語文法Ⅱ
    • 日本語コミュニケーションⅠ
    • 日本語コミュニケーションⅢ
    【C1】
    • 日本語応用Ⅰ
    • ビジネス日本語Ⅰ
    • 日本文学A
    【C2相当】
    • 日本語応用Ⅱ
    • ビジネス日本語Ⅱ
    • 日本文学B

1年次

大学生の第一歩

基礎科目を中心に学びつつ、
自身のレベルに合った語学科目で能力を伸ばしていこう。
演習科目
基礎ゼミナールⅠ・基礎ゼミナールⅡ
大学生とは、「教えてもらうひと」(生徒)ではなく、「自ら学ぶひと」(学生)にほかなりません。色々なことに関心を持ち、自分の頭で考えることが大切です。大学で学ぶためには、必ず身に付けなければならないスキルがあります。これを身につけなければ、どんなにすぐれた意見や考えも評価されることはありません。基礎ゼミナールⅠとⅡでは、大学で学修する上での基本的なスキルを身につけます。基礎ゼミナールⅠでは、少人数のグループに分かれて演習を行い、テクストを理解しまとめる力、それに対して自 分の意見を表現する力を養います。
一般教育科目
北海道の自然と食文化
北海道のことを語る上では、アイヌ民族や文化について切っても切り離せません。一年のおよそ半分が雪で覆われる北海道において、アイヌ民族はどのように暮らしていたのでしょうか。衣食住にかかる材料はすべて自然から採取し、加工していました。この講義では、狩猟採取から調理法、山菜に食利用等について学びます。そこから現在の私たちの食について、一度見直し、健康的な生活は何かということを学びます。アイヌ民族の生活、狩猟採取から食に至るまでの過程について理解できることを目指します。
専門科目
心理学
心理学は「こころ」に関する学問で扱う領域が非常に広大ですが、本講義では心理学のエッセンシャルな分野に絞って体系的に説明して行きます。知識の習得も大切ですが、心理学的知見を自己の日常にどう活かすかを重視したいと思います。心理学の基礎を体系的に理解し、ものの見方の視野を広げ、自己の成長、他者理解、社会への適応に生かせる知見を獲得することを目指します。
語学科目
Intensive Reading Ⅰ・Ⅱ
シボン・ライアン氏(アイルランドの作家・詩人)執筆のエッセイを読みながら、英文読解力や基礎的英文法力を養成します。異文化を理解する機会にもなります。 Practice の問題に解答することで「読む」「書く」「聴く」の力がつきますので予習は必要です。またシャドゥイングを実践することによって「話す」力も習得しやすくなります。 Unit を学習する前に基本的な英語文法の説明をしますので、全体的な復習にもなります。文法用語を含めて、苦手な部分を発見し、克服することを意識して学習することを習慣化します。

在学生メッセージ

杉岡 渚 さん
国際文化学部2年生
杉岡 渚 さん
北海道/北海道有朋高等学校出身
今まで受けてきた英語の授業との違いを実感。
1年生では、英語の読み書きやコミュニケーションの授業で今までの英語の授業との違いを実感しました。また、宗教学や社会学では、日常的におこなっていることに宗教や常識、環境などが影響するがそれは地域や民族によっても違うことを知ることができました。
授業以外の時間は、主にアルバイトをしていました。1年間を過ごしてみて、長いようで短い大学生活だと思ったので、これから入学する人には、将来を考えつつやりたいと思ったらすぐに行動に移してみて、後悔のないようにとアドバイスしたいです。

2年次

基礎をクリアし、次のレベルへ

将来の方向性に合った専門科目を組み合わせ、
自分だけの学習モデルを形成していこう。
演習科目
専門ゼミナールⅠ・専門ゼミナールⅡ
大学での重要な活動の1つに「研究」があります。北洋大学では、専門ゼミナールおよび卒業研究を通して研究活動を行います。研究活動を行うためには、どのような専門分野があるのか、各専門分野ではどのような手法を用いるのかを知り、研究についての具体的なイメージを持つ必要があります。専門ゼミナールⅠ(および専門ゼミナールⅡ)では、各教員のゼミを一通り体験し、各専門分野に触れてみることによって、研究とはどのようなものかを知り、自分がどのような専門分野について研究するのかを考えることを目的とします。また、専門分野に関するレポート・論文の書き方を学びます。
専門科目
多文化社会論
多文化社会とは何かについて説明し、世界の各国・各地域(ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アジア、東アジア、オセアニア、東南アジア、北アメリカ)、日本の多文化社会の現状や問題点に関する講義を行った後で、多文化社会・多文化共生について理解し解決策について議論し、多文化社会のあり方や多文化共生について考えていきたい。この授業では毎回、各項目について講義した後、その内容について質疑応答と課題作成をします。時々、課題の発表もします。
専門科目
スポーツとキャリア
プロスポーツ、競技スポーツやアマチュアスポーツの世界においては、実際にプレーする選手やスタッフだけではなく、彼らを支える人々や様々な仕事があり、多様な能力が求められます。その中で、スポーツ関連のキャリアを築きたいなら、自分自身のできること、やりたいことを明確化 していくことが必要です。この講義では、日本、北海道、苫小牧の種々のスポーツ指導やスポーツ関連の仕事をしている人を招いて、それぞれのスポーツ業界に関すること、それらを取り巻くビジネス等の講演をしていただきます。
語学科目
コミュニケーション論
テキストおよびプリントを使って、言語学全体の概観のために講義形式の授業を基本として進めます。かといって教授者のみが active になっているのではなく学生側にも積極的に例を考え理解を深めるようactiveに参加する態度を望みます。学生の英語力に直接結びつく実践授業ではないが長期的に効いてくる学習上起こる言語の謎に迫っていきます。一部、映画等メディアの実例を用いて机上の空論ではないことを示しながら言語の理論的側面を概観します。

在学生メッセージ

高橋 一斗 さん
国際文化学部3年生
高橋 一斗 さん
北海道/駒澤大学附属 苫小牧高等学校出身
大学生活にも慣れ、楽しい毎日を過ごしています。
2年生では、1年生では受けなかった教科を受講しています。また、企業にお邪魔してインターンシップに行きました。基本の授業の他にも苫小牧市や町のことを学ぶ機会が増え、就職する時にも困らないような勉強に取り組みました。
バイトは夕方に週3回5時間、その他にも友人と遊びに行くこともあります。毎週日曜日は、僕が所属しているマーチングバンドでの練習が入っています。もちろんその他の趣味も、夜や空きコマの時間に楽しんでいます。

3年次

よりアカデミックな領域へ

本格的に始まる専門ゼミで、自分だけの研究を探しながら、
インターンシップで将来の為の経験を積もう。
演習科目
専門ゼミナールⅢ・専門ゼミナールⅣ
基礎ゼミナールⅠ・Ⅱならびに専門ゼミナールⅠ・Ⅱでは、研究活動の基礎を身に着けるための訓練を行っています。次の段階は、学生が数ある分野の中から自身の専門分野を選択し、より本格的な研究活動に挑戦することです。それぞれの担当教員のもとで課題をクリアし、学術的な知見を身に着け、卒業研究のための足がかりとなるよう、より質の高いレポート、論文を執筆できるようになることを目標とします。
日本語教師養成講座
日本語教授法Ⅰ
指定のテキストを講読しながら、「日本語学」、「日本語史」、「文化」、「教授法」といった、日本語教育に関する様々な知識を学びます。教員による講義が中心ですが、受講生同士で意見を交換し合う機会も積極的に取り入れ、この授業では半年かけて受講生に日本語の「オリジナル会話文」を作成してもらうという課題も与えます。扱う内容は非常に幅広いものですが、日本語教育 に関する総合的な知識について深く理解できることを目指します。我々が普段意識していない日本語の奥深さについて、再発見しましょう。
専門科目
会計の基礎
会社は日々の経営活動を記録し、年に一度、数種類の報告書を作成する。これらの報告書をまとめて「財務諸表」と呼びます。授業では、財務諸表の基本的な仕組みや見るべきポイント・分析方法を学習します。テキストに収録された様々な問題を扱い、貸借対照表・損益計算書といった財務諸表の作成とそれらの分析について理解できるようになることを目標とします。
実習科目
実践型インターンシップⅠ
2日から5日間のインターンシップ(就業体験)を通じて、働くことの目標を見つけ、現場担当者とコミュニケーションが取れるようになることを目指す授業です。卒業後の自分の将来を考える動機づけとして企業のリアルな活動現場を見ることが重要です。受講するための条件もありますが、受講生は、インターンシップの理論を学び、その後企業の現場を体験することで企業が求める人材像を感じ取ることができるでしょう。また、この経験を活かしてさらに長期の有償インターンシップに挑戦し、自分の将来の就職を真剣に考えることができます。

在学生メッセージ

代 書芸 さん
国際文化学部4年生
代 書芸 さん
中国/資中県第一中学校出身
大学院進学に目標を定め、先生のご指導を受ける。
3年生となり、私は学習を通じて多くの日本語に関する問題に専門的な答えを出すことができるようになりました。今年も日本語教育の授業に参加して、大学院進学の方も頑張っていきたいと思います。暇な時間は図書館に行って宿題をしています。
夕方から夜までは家の近くのレストランでアルバイトをしています。週末は家の裏にある樽前山に登ったり、車で近くの温泉に行ったりします。北海道は四季折々に美しく、北海道で過ごしたこの3年間の大学生活が本当に気に入っています。

4年次

4年間の集大成、最高の成果を

大学の総まとめ「卒業研究」を行いながら、
進路を見据えた1年間を過ごそう。
演習科目
卒業研究
これまで積み上げてきた演習科目の総決算であり、大学生としての最終成果である「卒業論文」を作成するための科目です。これまで教員からテーマを与えられることが多かった各種レポートとは異なり、卒業研究では教員の指導の下、自らテーマを設定し、自分だけのスケジュールを立てて進めていかなければいけません。自身の得意分野をさらに発展させるか、未知の領域に挑戦するか、いずれにせよ、研究活動に対する積極的な姿勢が求められ、情報の取扱いに細心の注意を払わなければいけません。
一般教育科目
法学
日常生活での、さまざまな法律問題を観察しながら、法的にものごとを見ることの意味を講義します。法的に物事を見る際に、記憶でなく、考える力を、「紛争」や「基本的人権」、「自由権」や「社会権」といった各テーマを通じて法的視点を養い、法についての基本的知識を習得し、現代における様々な社会問題につい て考える能力を養うことを目的とします。
専門科目
中国歴史文化論
この授業は、中国語圏の地域文化・言語文化に関する基礎知識を学びます。日本の文化と比較し ながら異文化を理解することで、異文化コミュニケーション能力の向上をはかります。中国語圏の文化を理解できるようになること、日本の文化と比較しながら、異文化を理解できるようになることを目指します。
語学科目
Literature
イギリス文化にある民族的背景も参考に、歴史と伝統に誕生した文学をを理解します。英文学史上の「詩」「劇」「小説」の各分野での名作と呼ばれる作品を中心に紹介・説明します。古典的作品が現在でも子どもたちに伝えられ、世界中でも世代を超えて読み継がれている謎や魅力を考えるようになることを目指し、日本の文学界にも影響を与えた作品の誕生や作家の生きた時代を、「読む」「観る」ことで原作理解を深めましょう。

在学生メッセージ

成田 登夢 さん
2022年卒業
成田 登夢 さん
長野県/松本国際高等学校出身
大学生は時間が沢山あり、自由に使えるのも特権。
3学年までで単位を取り終えていたので、4年生では就職活動と部活動に注力していました。就職活動は、2月、3月に集中して行い無事に内定を貰うことができました。なにより部活動は特に頑張りました。
野球部に所属しており、神宮大会出場に向け、日々練習に励んでいました。部活動に一生懸命になるのもいいし、アルバイトをするのもいい。時間の使い方を自分で選択し、充実した大学生活を送れるように楽しみながら頑張ってください。
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